高知の在宅ケアを守る会の
これまでと、これから。
全ての人が自分らしく暮らせるよう
ボランティア活動をスタート
私たちは、長年にわたり福祉・介護の分野に携わっている、理学療法士、看護・
介護スタッフ、セラピスト等のネットワークです。私たちは、「病気や障がいの
有無を問わず、どんな状態でも、どこで暮らしていても、人として当たり前に
暮らすことができる地域」を目指し、1990年代から、福祉用具の勉強会などの
ボランティア活動を行ってきました。
質の高い福祉・介護を目指し
啓発活動を継続
2002年からは年に1回、ユーザーの方々が福祉用具を見学したり勉強したりできる
「福祉機器展」を高知県で開催してまいりました。そして「ナチュラルハートフルケア
ネットワーク」を立ち上げ、2016年に一般社団法人化いたしました。それ以降もケアを
受ける方の二次障害を引き起こさない環境づくり、ケアをする側が安全に働ける体制
づくりを目指し、情報発信や人材育成、啓発活動を継続しています。
訪問介護の課題に直面
在宅ケアをサステナブルなものに
2000年代、ナチュラルハートフルケアネットワークが、高知県ヘルパー協会の
事務局を担当することになりました。そこで改めて直面したのは、在宅における
要介護者のニーズの高まり、訪問介護事業所の減少、ホームヘルパーの不足と
いった課題です。この危機的状況に直面した私たちは、高知の訪問介護の課題を
解決するために、2023年、「高知の在宅ケアを守る会」を立ち上げました。
誰もが住み慣れた地域、
住み慣れた家で暮らせる時代に
高齢者や障がいのある方が、住み慣れた地域、住み慣れた家で、安心して暮
らす。それが「高知の在宅ケアを守る会」の目指す社会です。利用者の方が
尊厳を保って暮らせるよう、またホームヘルパーが誇りを持って安全に働き
続けられるよう、私たちとともに、地域全体で介護について考え、手を携え
合い、社会を変えていきませんか。